法務省によりますと、死亡したのは東京拘置所に収容されていた守田克実 死刑囚(73)です。
守田死刑囚は、平成14年に千葉県松戸市でマブチモーターの元社長の妻と長女を殺害して現金などを奪ったほか、東京 目黒区の歯科医師の男性や千葉県我孫子市の会社社長の妻の合わせて4人を殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われ、死刑が確定していました。
守田死刑囚は、8月に転移性肝がんや大腸がんと診断され治療を受けていましたが、9日午前5時ごろ東京拘置所内の居室で、死亡しているのが確認されました。
現時点で、死因は特定されていないということです。
法務省矯正局は「収容者の適切な健康管理に努めていく」とコメントしています。